hiraike32

Android アプリの開発を生業としています。

サンフランシスコ留学に来て1週間が経った

f:id:hiraike32:20190224035621j:plain サンフランシスコでの留学が始まって1週間が経った。

まだ1週間ではあるけれど、とりあえずは当初の目標を思い出しながらなんとなくまとめてみたい。

hiraike32.hatenablog.com

1. 世界的サービスが生まれる街を知る

うーん、まだ明確に言語化できるくらいには知れていない。

確かに、街中に無人レンタルサイクルや電動キックスクーターのレンタルがあるのはすごいなと思ったし、いろんなところでパフォーマンスしている人々がいて驚いた。

でも、やっぱりこっちでも満員電車はあるし、人々はせかせか出勤していくし、夜には仕事で疲れ切った人をよく見かける。

たぶん、目に見えるようなことではないので、理解するのは難しいのかもしれない。

ただ、Google San Franciscoで行われたイベントに参加して感じたことは、こっちではエンジニアが普通に尊敬されていて、エンジニア自身ものびのびと振舞っているな、ということ。

f:id:hiraike32:20190224041540j:plain ミーハーなのでGoogleってだけでテンションが上がってしまう

なんとなくのイメージだけれど、日本だとマーケターとか営業の人がのびのびと喋っていて、エンジニアは裏側でひっそりとしている感じがあって、こっちではそれがなかったと思う。

役目として、エンジニアがモノを作って、営業・マーケターの人がそれを売り出す、っていう構図があるし、その中でエンジニアが尊重され、自信を持っているのであれば、新しいモノを作る気概というものも生まれてくるのかな。

日本でも、もっとエンジニアの地位が上がっていくと嬉しい。

個人的には、Twitterの「新卒800万」の主張はすごく好きです

2. 英語への苦手意識をなくしたい

これは逆に、英語への苦手意識が芽生え始めている、良くない。

今までは、ネイティブで生徒にもわかりやすくゆっくり話してくれる先生や、同じく英語を勉強している日本人との会話がメインだったから、それなりに話せていたけれど、こっちに来てからは、様々な国のアクセントが入った生徒や、無愛想に話す早口な店員さんとの会話が多くて、軽く挫折した。

フランス人のアクセントは本当にわからない。まあ、これについては先生に間に入ってもらってもわからなかったので、こっちに非はないんだけれど、それでもなんだかごめんなさいってなっちゃう。それが日本人。

クラス分けでは、英語の読解力とリスニング力で判定されていたために、けっこう高めのクラスに入ってしまっていたので、来週からはちょっとレベルを落として、まずは丁寧に話せるようになっていきたい。

これでもTOEIC880点持ってるし、現地のエンジニアには、「あなたの英語は聞き取りやすい、留学に来たばかりなのにすごい」って言ってもらえたので、自信を持つんだ自分。

f:id:hiraike32:20190224043815j:plain PIER39のアシカたち

3. 異なるコミュニケーション文化に触れたい

まだまだ慣れない。

ちょっとした立ち話がどれくらいちょっとなのか、会話はどんな内容が良いのか、相手は自分の何が聞きたいのか、わからない・不安なことが多すぎてうまくコミュニケーションが取れていない。

まあそもそも、日本にいたときから人とうまくコミュニケーションが取れるタイプではなかったので、こっちに来て急にできるようになるわけでもないんだけれど。

人と話すときは、話している内容の3倍くらいの思考をいつも走らせているけれど、こっちでは5倍くらい走っている気がする。

これも、じっくり時間をかけていくしかないかなあ。英語の理解力と密接に繋がっている気もするので、学校で勉強しながら習得していこう。

f:id:hiraike32:20190224050116j:plain すごくアメリカだなと思った風景

まとめ

今のところ多くの課題はあるものの、無事にサンフランシスコに到着したし、1人で交通機関を使って行きたいところに行けるようになったし、時差ボケも治ったし、最初の週としてはよく頑張ったと思う。

そういえば、ポートフォリオサイトも完成させたし。やっぱり自分でコード書くのは楽しい。

f:id:hiraike32:20190224045432g:plain

HistoryBook

けっこう引っかかった部分もあったので、そのうちQiitaに記事をまとめたい。

あと5週間、これからも自分なりに頑張っていこう。

ドワンゴでの内定者アルバイトを終えて

本日で、2018年8月から続けてきたドワンゴでの内定者アルバイトが終了した。

最近は色々と話題の会社だけれど、たくさんの学びがあったので書き留めておきたい。

何をしていたか

N予備校をはじめとする教育事業のフロントエンド開発を担当していた。なので、ニコニコ動画まわりについてはよくわからない。

主にreact / reduxを書いていた。バックエンドとは切り離されているので、フロントエンドの開発に専念できたので良かった。

バックエンドヨクワカラナイ。

デスクの様子。3画面は非常に快適だった。 f:id:hiraike32:20190215204839j:plain

エンジニアのレベルがとても高かった

内定者アルバイトの感想はこれに尽きる。

今までも何社かで働いてきたので、ある程度のシニアエンジニアのレベル感はわかっていたけれど、配属された部署の先輩方は格が違ったなと。

OSS活動をしていたり、外部で登壇したり、かむかむレモンを積んだりしている方々はレベルが違う。

こちとら、ほとんど技術を持たないへっぽこエンジニアなので、ひたすら圧倒され続ける日々だった。

ただ、そのおかげでどうやったら強いエンジニアになれるのかがわかったし、何をどう考えているのかもわかった。これは貴重な財産になっていくと思う。

あとは自分が手を動かしていくだけだ。

自由な文化と働き方

ドワンゴの名物とも言える「自由な働き方」を体験できた。

所属していたセクションでは、14時30分に日礼があるとはいえ、14時過ぎに出勤してくる人がいたのは驚きだったし、朝5時過ぎに来て15時には帰っていく人もいたのは衝撃だった。

確かに、朝の遅刻が無いというだけでとてもストレスフリーに働ける。集中して作業できるのであれば、どんな時間に働くのも自由だ。

こういった当たり前が存在するのがすごいなと思う。働き方改革とかいうレベルではない。

また、同じように自由な文化にとても助けられた。

社内のslackでは、コードを書いていて困ったことを投げていると誰かしらが助けてくれて、個人的に気になった話題を投げると色んな視点で返答をしてくれた。

大変なこともあったけれど、純粋に働いていて楽しかったな。

最終日にごちそうしてもらった f:id:hiraike32:20190215205343j:plain

これから

前の記事にも書いた通り、これから入社まではサンフランシスコの学校に通って英語を勉強してくる。

hiraike32.hatenablog.com

内定者アルバイトの期間中では、自分が想像していた以上に大きなスキルアップをすることができたので、少しも悔いはない。

会社の状態については色々とあるだろうけれど、新卒として入社してからは、自分のやれることをやるだけだ。

自分の努力が会社にマッチしていけば、しばらくドワンゴで働いて貢献していきたいと思うし、そうでなければ他の会社に移るかもしれない。

先のことはわからない。

でもやっぱり、ドワンゴの人たちが好きになったし、ドワンゴの文化が好きになったので、しばらく働かせてもらえると嬉しいな。

半年間お世話になりました、春から改めてよろしくお願いします。

サンフランシスコに留学する理由

いよいよサンフランシスコへの留学がせまってきた。

今の気持ちは、楽しみなのが3割、英語ができなくて、友達ができなくて、ホームステイファミリーとうまくいかないんじゃないか、という心配が7割だ。

まあ、ここまできたらやるしかないので、ポジティブに頑張るだけだ。

アメリカには「恥の文化」はないので、思いっきり挑戦すればいい。

留学に行くまえに、改めて留学の目標を確認したい。

サンフランシスコに留学する理由

1. 世界的サービスが生まれる街を知る

f:id:hiraike32:20190214230542j:plain

サンフランシスコを留学先に選んだ理由がこれだ。

一応自分もエンジニアと名乗らせてもらっているからには、世界的なIT企業が集結しているシリコンバレーを訪れてみたい。

人に聞いた情報、文字で読む情報、画面で見た情報よりも、もっと大事なものを現地で感じ取りたい。

何がサービスを生み出しているのか、何が原動力となっているのか、どうやって働いているのか。

社会人になる前に、自分の肌で感じて、自分の頭で考えて整理したい。

※この記事に勇気をもらった 1年間の留学を通して僕がサンフランシスコ・シリコンバレーで学んだこと

2. 英語への苦手意識をなくしたい

f:id:hiraike32:20190214231209j:plain

プログラミングをするときに、参照する資料はだいたいが英語だ。

公式ドキュメントも、Githubでのやりとりも、jsのトレンドについての記事も、ほとんど全てが英語で書かれている。

だからこそ、今のうちに英語をしっかりと学んで、英語への反応速度を上げておくことは、この先の人生において少しずつ、それでも積もり積もって大きな影響を与えてくれると思う。

ペラペラに話せるまでいかなくても良い。日本で暮らしている中で、英語を話す機会なんてほとんどないから。

それよりも、英語への苦手意識を克服して、アルファベットなんて26文字しかないんだから簡単じゃん、って思えるようになって帰ってきたい。

3. 異なるコミュニケーション文化に触れたい

f:id:hiraike32:20190214231159j:plain

海外ドラマを見ている感じだと、やっぱり日本人のコミュニケーションの取り方と、アメリカ人のコミュニケーションの取り方は全然違うように見える。

間の取り方や、距離の近さや、相槌など、表面に見えるものもあれば、会話の内容だったり、頭の回転だったり、見えないものも色々と違っていると思う。

日本でのコミュニケーションも慎ましくて好きだけれど、海外のアグレッシブな?コミュニケーションも体験してみたい。

選択肢の幅はそのまま人生の豊かさだと思うし、そういったコミュニケーションのやり方を、ホームステイをする中で身につけてみたいなと。

自分を崩すのは怖いけれど、そこからまた新しい何かが生まれると信じたい。

最初は大変だと思うけれど、自分なりに頑張ろう。

無理をしない

まあ、いろいろと意気込んではいるけれど、無理をしないことが大事だな。

どうしても、自分を追い込んで消耗してしまう節があるので、適度に休んだり、ときにはお家に引きこもったりしながら、それでも楽しくやっていきたいなと思う。

楽しいと思えないと続かない。

無理をしないこと。

それだけ守れていれば大丈夫だと思う。

英語の勉強を30時間ほど積んでみて

f:id:hiraike32:20190114150124j:plain

昨年末から進めてきた英語の勉強が30時間経過した。

 

サンフランシスコ留学まで残り1ヶ月となり、そろそろ実践に即した本格的な準備が必要になってくる。

 

今までの学習を振り返りつつ、残り1ヶ月を有効に過ごせるように修正と継続をまとめていきたい。

 

勉強してきたこと

英語勉強の教材として進めてきたのは、主にレアジョブ英会話スタディサプリ英語である。

 

レアジョブ英会話では、1日1回、25分のオンライン英会話レッスンを受けている。

 

英会話レッスンの受講状況(マイページより)

f:id:hiraike32:20190114151228p:plain

年末年始はあまり受講できなかったものの、合計で33回、16.5時間分の授業を受けてきた。

 

(レアジョブ英会話への詳しい感想はまた別記事で。)

 

スタディサプリ英語では、アプリで日常英会話コースを進めていて、英語のリスニングやライティングを中心に勉強している。

 

英語アプリの進捗状況(マイページより)

f:id:hiraike32:20190114151812p:plain

こちらも16時間弱学んできた。

 

アプリで取りかかりやすい分、1回の学習が10分くらいで終わってしまうことも多いので、結果的には英会話と同じような時間を積んでいる。

 

スタディサプリ英語への詳しい感想もまた別記事で。)

 

他にも、オフラインの英会話教室に週1で参加していたり、海外ドラマ(「シリコンバレー」)を見ていたりするから、実質は40時間くらいだろうか。

 

f:id:hiraike32:20190114162550j:plain

 

まあ、とりあえずその他は置いておいて、これまでに学習してきた30時間の変化と反省をまとめていきたい。

 

30時間の変化と反省

具体的に感じている変化は以下の3つ。

1. 英語を話すことへのためらいがなくなった
2. 英会話の雰囲気を知ることができた
3. 文法よりも単語力と瞬発力だと感じた

 

 1. についてはそのままの意味。

 

日本人は英語で話す機会なんて皆無だから、やっぱり英語を話すことに恥ずかしさがあるけれど、30回以上もいろんな人とオンライン英会話で話していたらさすがに慣れた。

 

また同時に、2. 英語らしい雰囲気を感じることができた。具体的には、英語は "How about today?" で始まるということ。

 

日本人は「調子どう?」なんて滅多に聞かないけれど、英語ではそれはごく普通のことで、最初はとても戸惑った。 

 

そういう、会話の始め方だったり、コミュニケーションの取り方は英語以前に文化の違いなんだろうなと思う。実際に話すことで学べて良かった。

 

最後に、3. やっぱり大事なのは知っている英語の量ではなくて、素早く英語を頭から引っ張り出して発音する瞬発力なんだと思う。

 

言いたいことがあるのに、どうやって伝えれば良いかわからないもどかしさを何度も感じてきた。

 

リスニングについても、読めばわかるけれど聞くだけではうまく変換できない、というか頭の変換が追いつかないことが多かった。

 

こういうタイムラグをいかに無くしていくかが大事なんだろうな。もっと経験を積んで、思考回路の伝達を早くしていきたい。

 

これからの勉強について

今までは「知らないことを知る」という方針で学習を進めてきたけれど、ここからは「知っていることを使いこなせるようになる」ということを目標に進めていきたい。

 

具体的には、オンライン英会話の教材は日常会話が中心のものに変えて、雑談を多めにしていく。

 

スタディサプリでは、今までやってきたリスニングの復習も積極的にやっていき、特定の表現や単語を素早く聞き取れるようにトレーニングしていきたい。

 

あとは、海外ドラマ「シリコンバレー」を見ながら、エンジニアの様子とか、現地の文化を学んでいきたいなと。

 

結局、自分を助けてくれるものは地道な積み重ねだと思うので、これからも時間を積んでいきたい。

 

留学前に100時間くらい勉強できると良いな。

2019年の目標

f:id:hiraike32:20181231223619j:plain

2019年が始まった。元日のうちに、改めて2019年の目標についてまとめておきたい。

 

2018年は「飛躍」の1年だった。

hiraike32.hatenablog.com

色々な大きな変化があって、自由が大きく増えた1年だった。

 

それを受けて、2019年は「土台作り」の1年にしたい。

 

2月からの6週間のサンフランシスコ留学で、基本的な英語力を身につけつつ世界のエンジニア文化に触れて、4月からの社会人生活で、新卒エンジニアとしてスキルをじっくりと高めていきたい。

 

大きな変化には中毒性があり、それだけを追い求めてしまいそうになるけれど、まずは普段の生活の質を上げることに取り組みたい。長く地道な努力があるから、きちんとした結果がついてくると思っている。

 

体調管理の重要性

昨年は6回ほど体調を崩してしまった。ほとんどが疲労と生活習慣からくる風邪と熱だった。合計で1ヶ月くらい寝込んでいたことになるので、体調管理の大切さが身に沁みる。

 

生活習慣の改善としては、まず部屋の温度を20℃、湿度を75%以上に保って、24時までに就寝することだ。暖房と加湿器はしっかり使って、自分の身体を大切にしていきたい。

 

また、昨年はダブルワークで週6でずっと働いていた時期があった。自分のスキルの無さに焦って仕事を詰め込んでも、体調を崩してしまっては意味がない。わかっているはずなのにどうしても焦ってしまった。

 

今年は、まず自分のスキル不足を認めつつも、長い目で考えながら小さな成長を実感して、心の余裕を保って努力していきたい。

 

体調不良ゼロの年を目指そう。

 

エンジニアとしての挑戦

体調管理を万全にしたうえで、エンジニアとしても大きく成長していきたい。

 

具体的には、以下のことに取り組んでいきたい。

OSSのコードリーディングをする

・発信できるプロダクトを3つ作る

・技術書を4冊読む

 

簡単なコードは理解できるようになってきたので、今年は他の人が書いたコードを読む中で経験値を高めていきたい。OSSへの貢献は努力目標かな。まずは色々なものを吸収しよう。

 

また、フロントエンドエンジニアとしては、やっぱり他の人に見てもらうプロダクトを作ることが大事だと思うので、Webサービスとまではいかなくても、他人が触れるような何らかのアウトプットを作っていきたいなと。

 

去年だとこんな形で。

qiita.com

 

また、技術書を通じて体系的に知識を身に付けることも大事だと思うので、3ヶ月に1冊のペースで読んでいきたい。

 

リーダブルコード

達人プログラマー

テスト駆動開発

・まだ未定

を読んでいきたいなと思う。

 

読んだだけだと定着しなさそうなので、どこかにまとめたい。

 

2019年も頑張る

2019年にやりたいことはまとめられたので、あとは愚直に行動に移していくだけ。

 

1年を振り返った時に、よく頑張ったなと思えるように、1日1日を大切にして進んでいきたい。