hiraike32

Android アプリの開発を生業としています。

DroidKaigi2022 に参加できた感想

Android アプリ開発に関わり始めてから 3 年半にして、ようやく DroidKaigi に参加することができた。

2020 年にも現地参加する予定だったけれど、直前で新型コロナウイルス感染症の発生によって中止になってしまい、2021 年もオンライン開催だったので、現地参加できたのは今年が初めてだった。

DroidKaigi のスタッフの皆さん、運営ありがとうございました。以下のツイートを見たので、個人的な感想を奔放に書いていきます。

DroidKaigi アプリにコントリビュートできた

今年は初めて DroidKaigi のアプリにコントリビュートできた。レビューをしていただいた takahirom さんありがとうございます。

github.com

アプリを見ていたらアイコンボタンのタップ領域がとても小さいことに気づいたので修正を出したもの。

普段から Material Guidelines を読んでおいて良かった。

業務が忙しくなってなかなか時間が取れなかったので、来年はもう少しコントリビュートしたい!

DroidKaigi に参加できた

前述の通り、今年は初めて現地参加できた。

こんなに人がいて、こんなに Android の話題が飛び交っていて、こんなにグッズがもらえると思わなかった。

どこの企業ブースも温かく迎えてくれて、使っている技術の話や、これからの様々な Android 端末対応の話をさせていただけて、とても嬉しかった。

企業ブースにもいろいろな催しがあって面白かった。このアンケートは特に好きだった。

いくつかのセッションを聴講したので、特に印象に残ったセッションの感想をまとめます。

Day1 アプリエンジニアとQAチームがデバッグ機能の改善に取り組むぞ!

speakerdeck.com

Android アプリの改善チームを作成して、リグレッションテストの負担を減らすための取り組みをした話。

同じような課題を感じていたので、非常にのめり込んで聴いてしまった。

もっと価値を届けるためにはどのようなチーム編成が良いかを考えるきっかけになり、もっと品質保証チームとコミュニケーションを取らないといけないなと思った。デバッグツールも用意していきたい。

このセッションは録音を聴く形だったので、願わくば話している姿を見たかったなと思う。

Day2 アクセシビリティは向上させる物 ~視覚障害当事者の立場で私が目指している理想的な社会~

動画の 1:28:38~

www.youtube.com

DroidKaigi の招待セッション。SmartHR 社のアクセシビリティスペシャリストである maverick さんのセッション。

アクセシビリティを考慮した実装を心がけよう、とはいつも思っているけれど、アクセシビリティを必要としている当事者にとっては死活問題なのだと実感した。

これからはスマホを持つ高齢者が増えていくわけで、つまりアクセシビリティの重要性がますます高まっていく。

利用者体験をイメージして、アクセシビリティをただ使えるだけではなく、使っていて楽しいレベルまで持っていけると良いなと思った。

Day2 2022年の動画再生アプリの作り方

speakerdeck.com

動画再生のアプリを開発しているのに、動画関連のライブラリを全然理解できていなかったなと痛感したセッション。

これまでの動画対応の変遷も面白かった。

これからは動画を流すだけで終わりではなく、バックグラウンド対応、Picture in Picture 対応、折りたたみデバイス対応などたくさんやることはある。

それらをわかりやすく解説してくれてとても学びがあった。動画再生の当たり前についていけるように開発を頑張っていこう。

おわりに

DroidKaigi 2022 はとても楽しかったです。2023 にもぜひ参加したい!

とはいえ、個人的にはまだまだ DroidKaigi 2022 は終わっていなくて、当日行けなかったセッションの資料や動画にも一通り目を通していきたい。

当日のアーカイブ動画が公開されたら以下にまとめていきます。

qiita.com