2023 年も大変お世話になりました。生活と仕事と趣味について個人的な 1 年間のまとめをします。
生活について
今年の最も大きな変化は、無事に子供が産まれたことでした。めでたい 🎉
母子手帳に「巨大児」と書かれるほどに大変な出産だったけれど、元気に産んでくれた奥さんにはとても感謝です。
出産祝いを送ってくれた皆様もありがとうございました!
今年は子供中心に動くことが増え、奥さんの実家の近くに引っ越したり、育休の予定を立てて引き継ぎをしたり、名付けの本を借りてきてたくさん候補を考えたりした。
これからもすくすく育ってもらえるように、快適な環境でお腹いっぱい食べさせてあげられるように、生活と仕事を頑張っていきたいと改めて感じられた 1 年だった。
仕事について
仕事では Android アプリ開発チームで新機能の開発や改善に取り組みつつ、チームの対外発信の支援を行って最終的に記事を 11 本公開できた。1 つのアプリ開発の中からこれだけの知見が生まれて公開できたのは非常に良かったと思う。
1 人での対外発信は限界がある。なので、私はチームの他の人が新しいことに取り組める環境を作り、調査や実装をサポートして、得られた知識を記事にまとめてもらって公開前に確認、ということをして全体で対外発信を増やしていった。
それらの記事が誰かの役に立っていれば嬉しいし、チームの人たちの今後のキャリアや評価などに繋がってもらえればとも思っている。
対外発信の詳細などはアドベントカレンダーのほうに書いたのでそちらをご覧ください。
また、育休を取るにあたって自分が行ってきた役割や権限を少しずつチームの人に委譲できた。
完璧にとはいかなかったけれど、休業中にさまざまな業務をうまく分担してくれてとても助かりました。
いったん仕事を抜けてみることで、自分がいなくなったことで円滑に進み始めた仕事や、逆に必要とされていた仕事がわかって、働き方を見つめ直す良いきっかけになった。育休は育児に専念できる以外にもメリットがあるなと思います。
趣味について
今年もいろいろな本を読んだので、特に良かった本を書いておきます。
実用書
- 『Measure What Matters』ジョン・ドーア
- 組織が協力して目標を達成するための手段である OKR について改めて理解できた。いつもできそうなことばかり目標にするのではなく、野心的に大きな目標を設定するのも大事。
- 『地球の未来のため僕が決断したこと』ビル・ゲイツ
- 地球温暖化はそもそもどうして発生していて、対策としてどのようなことが行われているのかがよくわかる。個人レベルでは、エアコンや冷蔵庫などを最新のものに買い替えるだけでも温暖化対策に貢献できる。
- 『運動脳』アンデシュ・ハンセン
- 運動は脳に良い!!!!
- 『GAFA next stage』スコット・ギャロウェイ
- 『「学力」の経済学』中室牧子
- 『上流思考 -「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法』ダン・ヒース
- 『サイコロジー・オブ・マネー』モーガン・ハウセル
小説
- 『三体シリーズ』劉慈欣
- Ⅱ, Ⅲ, X と読んだが最高だった。ただ、正直なところ Ⅲ の後半の描写は自分の想像力が追いつかなくなったので、Netflix での映像化を楽しみにしている。
- 『汝、星のごとく』凪良ゆう
- 今年の本屋大賞。男性側の主人公に感情移入してしまい、最後に少しでも穏やかになれて良かったと思う。自由は難しい。とても良かった。
- 『星を継ぐもの』ジェイムズ・P・ホーガン
- 1977 年に出版された SF 小説の名作。人類の知恵を結集して謎を調査するだけなのに、新しい事実が見つかるたびに論理を組み立てて、これまでの説を棄却していくどんでん返しが非常に面白かった。
- 『invert 城塚翡翠倒叙集』『invert II 覗き窓の死角』相沢沙呼
- 『黒牢城』米澤穂信
- 『推し、燃ゆ』宇佐見りん
- 『線は、僕を描く』砥上裕將
- 『夏への扉』ロバート・A・ハインライン
その他
読書以外だと、相変わらずゲームをしていた。今年は PlayStation Plus のエクストラプラン に課金して、ゲームカタログにあるタイトルを色々と遊べて良かった。
あとは漫画を読んだりアニメを見たり。今年は環境が大きく変わって体調を崩すことが多かったけれど、こういった趣味が気持ちの面で支えになってくれていたなと思う。来年は体調管理を頑張りたい。
まとめ
こんな感じで今年はなんとかやってこられました。仕事と家庭のバランスが難しくて、なかなか外のお誘いやイベントに出れずごめんなさい。
引き続き来年もよろしくお願いします。よいお年を。