2022 年も大変お世話になりました。仕事と趣味について個人的な 1 年間のまとめをします。
仕事について
今年はチームに人が増えてきたこともあり、自分で手を動かしてコードを書くのと同じくらい、チームのサポートをする時間が増えた。
自分だけが知っている情報を減らすためにドキュメントを整備したり、実装する内容をチケットにまとめてお願いしたり、1on1 でいろんな意見を聞いて働きやすい環境づくりをしたり。
そのおかげで少しずつ自分の中の「働く」ということに対する気持ちも変わっていった。これまでは成果を出すことが大事だと思っていたけれど、その前に人間として心地よく生きることが必要だと今は思っている。
その結果として成果が上がっていけば良いなと思うし、成果を上げることでしっかり心地よさを守っていきたい。
今年はチームの人と初めて会えたり(ずっとリモートワークで会えていなかった)、3 年ぶりにオフライン開催された DroidKaigi に参加できたりして、改めて「人と一緒に働く」ということを実感できた 1 年だった。
Android 関連で書いた記事
今年は記事は少なめだったけれど、6 年にわたる Android アプリの開発環境改善への取り組み の記事は AndroidDagashi でも取り上げられて色々な人に読んでいただけたのでよかった。
趣味について
今年もいろいろな本を読んだので、特に良かった本を書いておきます。
実用書
- 『UXデザインの法則』Jon Yablonski
- なんとなくデザインしていたものに名前をつけてくれて思考が整理された。
- 『DIE WITH ZERO』ビル・パーキンス
- 不安だからお金を貯めるのではなく、老後の計算をした上で使えるお金は使ってしまえというのはよくわかる話だった。
- 『多様性の科学』マシュー・サイド
- 多様性がなくて失敗した組織はたくさんあり、では多様性を生かすにはどうすれば良いのかを様々な観点からまとめている。今年読んだ実用書の中では一番面白かった。
- 『NO RULES』リード・ヘイスティングス
- Netflix が世界最高の職場を作るための「自由と責任」の取り組みが公開されていて勉強になった。日本支社の葛藤も面白かった。
- 『アフターデジタル』『アフターデジタル 2』藤井保文
- 中国の先進的なデジタルサービスの紹介と、それを日本にどう活かすかがまとめられていて、まだまだモバイルでやれることはたくさんあると思えた。
- 『チームトポロジー』マシュー・スケルトン
- 『父が娘に語る経済の話』ヤニス・ヴァルファキス
- 『OPTION B』シェリル・サンドバーグ
- 『GAFA next stage』スコット・ギャロウェイ
小説
- 『medium』相沢沙呼
- 4 章に入ってから止まらなくなって一気に読んだ。久々のミステリがこの本で良かった。
- 『同士少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬
- 近年の本屋大賞の中でも読んだときの衝撃がすごかった。戦争は人間を変えてしまう。
- 『三体』劉慈欣
- 物理学の知識がなくても楽しめた SF。続編も読んでる。Netflix で 2023 年に独占配信されるらしい。
- 『正欲』朝井リョウ
- 梅納豆の好みが分かれるのわかる。来年の映画化が楽しみ。
- 『元彼の遺言状』新川帆立
- 『三千円の使い方』原田ひ香
その他
読書以外だと、相変わらずゲームをしていた。『Pokémon LEGENDS アルセウス』に夢中になって図鑑コンプリートして、『ELDEN RING』で筋力全振りしてエルデの王になって、『女神転生 5』でひたすら八艘飛びした。
美術館にも何回か行って、特に東京都美術館で行われていた THE GREATS が良かった。大きな絵画が多くて圧倒された。
「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」
— 東京都美術館 (@tobikan_jp) 2022年3月4日
会期:2022年4月22日~7月3日https://t.co/pRCECdeer4 #東京都美術館 https://t.co/Ud8wnwEP9h pic.twitter.com/u7kHX0k7OM
あとはたくさん漫画を読んだりアニメを見たり、ディズニーランドに行ったり MARVEL の映画を見たりしたけど、長くなりすぎるので割愛します。
まとめ
こんな感じで 2022 年も楽しみながら生きてきました。家にいる時間が多いですが元気にやっています。
引き続き 2023 年もよろしくお願いします。よいお年を。